手前味噌的な抱負ーミャンマー・インドの旅(プロローグ)
いよいよ今日、最初の目的地であるミャンマーに向けて出発する。
(今この記事を空港のロビーにてまとめている段階である。)
ミャンマーでの旅の目的
ミャンマー自体は約1年半ほど前に二週間弱訪れた経験があるため、正直不安よりもヤンゴンを中心に街や国がどのように変化しているのかについて興味がある。
特に、1年半前にはなかった空港から市街地へのシャトルバスとやらが運行されているらしく、初っ端からその大胆な変容ぶりに腰を抜かしてしまうかもしれない。
ただ、今回のミャンマー訪問の一番の目的は、そのようなヤンゴンの急変ぶりを見るのではない。
うまく言葉で表現することはできないが、ミャンマーという国の奥底にある不変なものを見出したい、と言ったところである。
根強い仏教への信仰心に、依然として機能し続ける河川交通、そしてよりマクロな視点から経済発展と共に拡大する貧富の格差、等々、日程的な都合から深く「観る」ことはできないが、とにかく「見て、知る」。この精神を大事にしたい。
そしてもう一つの目的は、昨日のブログでも紹介した、猿岩石ルート最後の砦である「ミャンマー・インド国境」を踏破したいという点である。
(昨日のブログは↓)
昨年8月に開放された国境は以下の二ヶ所である。
- Tamu (Myanmar) - Moreh (India)
- Rihkhawdar (Myanmar) - Zowkhawthar (India)
そもそもこのミャンマー・インド国境自体がマイナーであるという前提においての話であるが、この二つでは前者の方が圧倒的にメジャーであり、情報も比較的手に入れることができる。
その一方で、後者に関してはかなりマイナーで、そもそもこの国境自体が昨年8月以前まで政府からのパーミット有りでも通過可能であったのかどうかさえ定かではない。
それくらい、情報に乏しい。
しかしながら、ミャンマー側の国境地点「Rikhawadar」をYouTubeで検索すると、ミャンマーの奥地という事もあってか、いくつか動画がヒットする。
この動画を観て、「とにかくこの地に行ってみたい」欲が高まってしまった。
繰り返すが、明確な行き方を示す情報はない。
が、行くしかない。
という事で、とりあえず
- Rihkhawdar (Myanmar) - Zowkhawthar (India)
- Tamu (Myanmar) - Moreh (India)
の順番で国境の通過を検討し、その結果について随時このブログで報告していきたいと思う。
なお、両方とも通過できない可能性も十分存在するので、その時はその時で許してください。
インドでの旅の目的
(以下は、「何とか国境を通過でき、インドに入国することが出来た」という仮定に基づいての設定である。)
国境を超えて辿り着く先は、インド東北部。
独立傾向の強い武装勢力の存在もあって、つい数年前まで外国人の入境が制限されていた地域である。
それゆえ、BOOKOFFで買った108円の2007~2008版・地球の歩き方には何一つとして情報がない。無念。
が、逆に言ってしまえば、この地域の情報は、国境が開いたことでの活性化が見込まれていることから、かなり有用なものなんじゃないかと思う。
ので、ミャンマーと似ているっちゃ似ているが、インドでの目標は目を凝らしてそのユニークネスを見つけることを意識すること、としたい。
特に、この地域は外国人の入境制限が解除(もしくは緩和)されたところで、諸外国人を引き付けるような色濃い遺産や文化は豊富ではない。
だからこそ、一般的にイメージされる「インド」とは異なる、この地域ならではの何かを探すことに努め、これも随時このブログで紹介していきたいと思う。
最後に
今回行く地域はかなり情報収集に制約がある為、結構な部分が行き当たりばったりのような旅程となっている。それゆえ、上の目標も達成できない可能性が高い。
でも、それはそれで記憶として大きな財産になると思うので、常にプラス思考で旅をしていきたい。と言うより、それができれば十分である。
最後に、今回の旅の目的として、積極的な情報収集があるということは先述の通りだが、ブログでまとめられない、もしくはまとめるだけの価値がないものは、以下のTwitterアカウントにて随時発信していく予定である。
もし良かったらフォローしてもらえるとかなり有り難いです。